2010年わっしょい太鼓祭は名古屋青年会議所の事業として始まりました。
日本人の和の精神(こころ)を大切にした新しい祭りをこの名古屋に創ろう!そして市民が元気に楽しく参加できる祭りとしてこの事業を立ち上げさせていただきました。昨年までにこのわっしょい太鼓祭も4回開催させていただくことができました。これも一重に皆間に多くのサポートをいただけた御蔭であります。感謝申し上げます。
日本の伝統文化にいきづくその精神性を最も表現できるこの一斉太鼓を続けていきたいと思っております。
日本には古より神との交流をはかる祭りの存在があり、人は祭りは通じて神に感謝し、心を一つにして力を合わせる「和の精神」を重んじてきた。
そして、その「和の精神」を受け継ぐために、人との繋がり、地域コミュニティーを育んできた。
ところが、現代社会では地域活動が減少したため、地位での人間関係が希薄化し、地域コミュニティーが弱体化してきている。それにより「和の精神」が喪失され、多くの問題を引き起こしている。
名古屋開府400年を迎えた年に名古屋のまちに「和の精神」を蘇らせ、地域コミュニィーを活性化させるために、老若男女すべての人が新たな出会い、ともに力を合わせて心を一つにする一斉太鼓を中心とした「わっしょい太鼓祭」を開催する。
多くの市民が複数回による練習会を通じて交流をはかり、当日は名古屋の中心からまちを元気にする事業を開催する。
平成22年 | 2010年 | 公益社団法人名古屋青年会議所、Newなごや祭り創造委員会の事業として「わっしょい太鼓祭」開催 |
平成23年 | 2011年 | 4つの商店街の演奏と名古屋ドームでの一斉太鼓を開催 |
平成24年 | 2012年 | 大津通りの歩行者天国にて一斉太鼓を開催 |
平成25年 | 2013年 | 公益社団法人名古屋青年会議所の有志により「わっしょい太鼓祭実行委員会」が立ち上がりわっしょい太鼓祭を開催。 初代実行委員長 今津邦博 |
平成27年 | 2015年 | 八事興正寺でわっしょい太鼓祭を開催 |
2010年、春、成田太鼓祭に参加した名古屋青年会議所メンバーが
「名古屋で太鼓の感動が伝えられる、叩き手が輝くことができる場を作りたい」
「名古屋の晴れの日を作りたい」と願い、わっしょい太鼓祭が生まれました。
名古屋のまちが開府400年を迎えた2010年に和の精神(こころ)を育む新しい祭りを創造しようという理念から、公益社団法人名古屋青年会議所の主催で「わっしょい太鼓祭」が始まりました。会場は大須観音、約400人の市民が一斉に太鼓で奏でるということで市民間の交流を叶えました。
大人から子供までの世代間をこえる多くの市民の太鼓の練習を通しての交流を掲げた祭りとして、名古屋市の商店街を中心に開催しました。当日は、各商店街でお祭りをし、その後、4つの商店街で開催されたお祭りはナゴヤドームに大集合し、東日本大震災で大打撃を受けた日本に元気を発信する一斉太鼓を開催しました。一年一度、一斉に和の精神(こころ)を打ち鳴らす太鼓祭として継続事業となりました。
3年目には多くの市民が集う大津通りの歩行者天国で、更に大きな発信力をもって開催しました。大津通りの後にはオアシス21へ移動し、参加者全員で一斉太鼓を奏で、より多くの市民間で交流を叶えました。
主催が名古屋青年会議所からわっしょい太鼓祭実行委員会に変わり、名古屋JC から離れて初めて開催となりました。 これまでの3回の理念をすべて継承し、和の精神(こころ)を継承する太鼓の文化の隆盛と、多くの市民同士が交流し元気よく太鼓を奏でることで、演奏者、それを見てる全員が元気になり願いを込めた祭は大きな盛り上がりを見せました。4回目の開催名古屋を日本の元気にしていくわっしょい太鼓祭を開催することができました。
2014年の8月に久屋大通りで開催予定だったわっしょい太鼓祭が台風で中止になり延期する形で開催となりました。場所は八事興正寺にて太鼓を奏でる情緒ある祭となりました。 開催中に雨が降って中止にする決断を迫られましたが、皆様の笑顔を見て止めるとこができず最後まで開催させていただきました。